敏感肌とカラー
ジアミンアレルギーと
診断されたあなたへ。
カラーは、まだ終わっていない。
2026.05.27
「ノンジアミン」で検索して、ここに辿り着いてくれる方がいます。
来店されたとき、表情がチーンとしている。「絶望してました」と言う方も多い。
でも、帰るときは違います。「見つけてよかった」という顔で帰ってもらえる。それが、この仕事をやっていて一番うれしい瞬間です。
「わかってよかった」と、私は思っています
診断を受けたとき、「終わった」と感じた方もいると思います。でも私の感覚は逆です。
ジアミンアレルギーとわかって、よかった。
理由は、対処できるからです。原因がわからないまま「なんかかぶれる」を繰り返すより、「ジアミンが原因」とはっきりわかった方が、避けようがある。
実は、カラーで症状が出ても、それがジアミンによるものなのか、過酸化水素水なのか、香料や防腐剤などの別の成分によるものなのか——皮膚科でパッチテストを受けなければ特定が難しいことも多いです。だから「ジアミンが原因」とわかっていること自体、すでに大きな一歩なんです。
ジアミンを、とことん遠ざける
ジアミンアレルギーが確定している方には、ジアミンに触れないよう徹底します。
カラー剤だけではありません。刷毛、カップ、手袋に至るまで。施術で使う道具ひとつひとつに気を配ります。
※ 当店はジアミンカラーも取り扱っています。同じ空間で施術している以上、完全なゼロにはできない部分もあることは正直にお伝えしています。
選べるカラーと、正直な話
ジアミンアレルギーの方が使えるカラーは、ノジア・ヘアマニキュア・カラートリートメントなどです。当店ではヘナは取り扱っていません。
正直に言うと、希望の明るさにするのは難しいです。アルカリカラーのような自由度はない。色へのこだわりが強い方には、できないことをちゃんとお伝えします。
明るくしたい場合に使えるのは、ブリーチとライトナーのみです。これも状態によってご提案が変わります。
「何でもできます」とは言えない。でも「何もできない」わけでもない。その間のどこかに、あなたに合う答えがあります。
「ノンジアミンなら大丈夫」は、少し危ない
ジアミンアレルギーと診断されてから、「ノンジアミンなら何でも大丈夫」と完全に安心してしまう方がいます。
それが、一番気をつけてほしいことです。
ジアミン以外の成分に反応することも、あります。カラー剤には多くの成分が含まれていて、ジアミンだけが原因とは限りません。「ノンジアミンにしたのになんか反応した」という方もいます。
ジアミンアレルギーは、完治する類のものではありません。持病として付き合っていくという感覚を持ってほしいと思っています。
カラーをする日の体調を整える
前日・当日はシャンプーしない
「なんか変」と感じたらすぐ伝える
この自衛が、長くカラーを楽しむための土台になります。
困っている方のお手伝いがしたい
「もうカラーできない」と思ってここに来てくれた方が、また染められるようになる。それが、この仕事で一番やりがいを感じる瞬間です。
諦める前に、一度相談してください。できることとできないことを正直にお伝えした上で、一緒に考えます。
