敏感肌とカラー
美容師に「しみます」と
言えない人へ。
2026.05.25
施術中に頭皮がしみても、黙っている方がいます。
理由は、大きく2つです。
「言ったら施術が止まってしまう」
「しみるのは普通のことだと思っていた」
どちらも、気持ちはわかります。でも、どちらも放っておいていい理由にはなりません。
しみるのは、普通じゃありません
「しみるのは仕方ない」「これくらい我慢しなきゃ」——そう思っている方には、はっきり伝えます。
普通じゃないですよ。
しみるという感覚は、身体が「今の状態、よくないよ」と教えてくれているサインです。デフォルトでもなければ、我慢すべきものでもない。
黙って続けると、どうなるか
オブラートに包まずに言います。
皮膚トラブルが起きる
アレルギーを発症する
ひどい場合はアナフィラキシーに至ることも
最悪、カラーが一生できなくなる
脅したいわけじゃありません。でも、これが現実です。
一度かぶれたら、医師は「カラーをやめなさい」と言います。カラーをしなくても死なないし、健康被害もない。でも、しみるまま続けてカラー自体を失うリスクの方が、ずっと大きい。
そんなリスクを取ってまで、黙っている必要はありません。
「言ったら止まる」は、そんなに怖いことじゃない
「しみます」と言われたとき、私がどう動くかは、しみ方の緊急度によって変わります。
塗布してから5〜10分経っても続くぴりぴりなら、即流します。それだけです。施術が「終わり」になるわけじゃない。次の手を考えるための、正しい中断です。
軽い違和感なら、声をかけながら様子を見ます。いずれにせよ、言ってもらった方が、私も対処できます。
自分で判断しなくていい
「どのくらいしみたら言えばいい?」——この判断が難しくて黙ってしまう方も多い。
だから私は、こちらから聞きます。しつこく、何度でも。
来店前のカウンセリングシートで過去のこと
塗り始めるとき
塗布が終わったとき
違和感があると答えた方には、塗布後5分後にも
お客さんが自分から言い出すのを待つのではなく、こちらからアクションを取る。それが私のやり方です。
だから、「何も感じない」なら何も言わなくていい。「なんかちょっと変かも」と思ったら、それをそのまま教えてください。
どのサロンでも、言っていい
ずっと黙って耐えてきた方へ。
言ったほうがいいです。どのサロンでも、しみると伝えれば対策を取ってくれます。美容師は知りたいし、知らないまま施術を続ける方が困ります。
それでも「もうどこに行っても選べるカラーがなくて」という方——
えんじ色のボタンを押してください。そこから解決しましょう。
