敏感肌とカラー
カウンセリングシートは、
未来予想図です。
2026.05.24
「カウンセリングシート、何を書けばいいかわからなくて……」
そう言ってくれる方がいます。正直に言うと、書き方より「なぜこれを聞いているのか」を知ってもらった方が、ずっと書きやすくなります。
だからこの記事で、一問一答で説明します。
審査じゃありません
最初に言っておきたいのは、カウンセリングシートは審査や選別のためではないということです。
「アレルギーありと書いたら断られるかも」とか「正直に書いていいのかな」と不安になる方もいます。でも、正直に書いてくれた方が私も助かるし、あなたにとっても安全です。
知らずに施術して何か起きるより、最初から知った上で一緒に考える方がずっといい。
アレルギー・肌の状態を聞く理由
「ジアミンアレルギーの診断はありますか?」「カラー後に肌に症状が出たことは?」
これは、使えるカラーの選択肢を絞るための質問です。
ジアミンアレルギーがある方は、そもそも選べるカラーが限られます。アルカリカラーや白髪染めのほとんどが対象外になる。最初からその前提で話を始めた方が、当日の時間を有効に使えます。
「わからない」でも全然OKです。わからない理由を一緒に整理することも、カウンセリングの役割です。
カラー経験を聞く理由
「今まで使ったカラーの種類は?」「前回カラーからどのくらい経ちますか?」
これは、今の髪と頭皮の状態を推測するためです。
アルカリカラーを長年続けてきた髪と、ヘアマニキュアしかしたことのない髪は、状態がまったく違います。前回からの期間も、毛量や根元の伸び方に関係します。
「覚えていない」も立派な答えです。そこから話が広がることもあります。
希望を聞く理由——ここが一番大事
「希望の明るさは?」「参考イメージはありますか?」
これが、カウンセリングで私が一番時間をかける部分です。
カラーには必ずトレードオフがあります。
明るくしたい ↔ ダメージが増える
色持ちを良くしたい ↔ 選べるカラーが絞られる
頭皮への負担を減らしたい ↔ 明るさに限界が出る
コストを抑えたい ↔ 頻度が上がる
全部を同時に叶えることはできません。条件を全部入れると0件になる、あの話です。
だから私が知りたいのは「何が一番大事か」です。
明るさより頭皮の快適さを優先したい方と、多少しみても明るさを諦めたくない方では、提案するカラーがまったく変わります。どちらが正解でもない。あなたの今の優先順位が正解です。
未来予想図が決まると、早く辿り着ける
「どうなりたいか」が明確な方は、カウンセリングがとてもスムーズです。
「白髪は隠したいけど明るさは今のままでいい。頭皮がしみないことが最優先。」これだけわかっていれば、提案できるカラーはすぐ絞れます。
逆に「なんとなく変えたい」だと、一緒に探すところから始まります。それでも全然いいんですが、シートに少し書いておいてくれると当日の話が深くなります。
カウンセリングシートは、未来予想図です。「こうなりたい」がぼんやりでも、書いてみると自分でも気づいていなかった優先順位が浮かんでくることがあります。
目指しているのは、持続可能なカラー
難民メニューのコンセプトは「持続可能なカラー」です。
1回だけ綺麗にするのではなく、これからもずっとカラーを楽しめる状態を一緒に作っていきたい。そのために、最初のカウンセリングで「あなたの今」をちゃんと知っておきたいんです。
気になることや不安な点は、些細なことでも書いてもらえると助かります。「こんなこと関係ないかな」と思うことが、実はとても大事な情報だったりします。
