敏感肌とカラー
夏、カラーの色落ちが
早いのは
気のせいじゃない。
2026.07.05
「染めたばかりなのに、もう色が抜けてきた気がする」
夏になると、この相談が一気に増えます。結論から言うと、気のせいじゃありません。夏は、色落ちの条件が全部そろう季節なんです。
髪も、日焼けします
肌が紫外線で日焼けするように、髪も紫外線を浴びると「日焼け」します。紫外線には、髪の中の色素——カラーで入れた色素も、もともとのメラニン色素も——を分解する力があるからです。
しかも髪は、肌と違って治りません。
肌はターンオーバーで新しくなりますが、髪は一度ダメージを受けたら生え変わるまでそのまま。夏の強い日差しを毎日浴び続けた髪は、色が抜けるだけでなく、パサつきやゴワつきも進みます。
汗と皮脂も、色落ちを進める
夏の頭皮は、汗と皮脂の分泌が増えます。実はこれも色落ちの原因になります。
汗や皮脂で髪がアルカリ性に傾く
→ キューティクルが開きやすくなる
→ 開いたすき間から色素が流れ出る
さらに、暑いとシャンプーの回数も増えがち。熱いお湯でゴシゴシ洗えば、そのぶん色素も一緒に流れていきます。紫外線・汗・皮脂・洗いすぎ——だから夏は、色落ちが早いんです。
正直に言うと、ノジアは特に注意
ノンジアミンカラー(ノジア)は、もともとアルカリカラーより色落ちが早めです。これは頭皮へのやさしさと引き換えの、正直な弱点。色持ちの工夫はこちらの記事にまとめていますが、夏はそこに紫外線と汗が加わります。
だからこそ、ノジアで染めている方には、夏のケアをいつもより少しだけ意識してほしいのです。
夏にやってほしい、色持ちケア4つ
① 帽子か日傘で、物理的に守る
一番確実なのは「日差しを当てないこと」。帽子や日傘だけで退色のスピードはかなり変わります。頭皮の日焼け予防にもなるので、敏感肌の方には特におすすめです。
② お湯の温度は38℃くらいのぬるめに
熱いお湯はキューティクルを大きく開かせて、色素を流してしまいます。夏こそぬるめで。頭皮への刺激も減らせて一石二鳥です。
③ 洗い流さないトリートメントでフタをする
ドライヤー前に毛先までなじませて、紫外線と乾燥から髪を守る膜をつくる。UVカット効果のあるタイプなら、外出前の毛先にも。
④ カラートリートメントで補色する
抜けた色を、お風呂で少しずつ足し戻す方法です。ダメージゼロで色を補えるので、夏のノジアとの相性は抜群です。
カラーした日のシャンプーについては、こちらの記事で詳しく話しています。
「最近色落ちが早い」「夏の間のカラーのサイクル、どうしよう」——そんな相談も、カウンセリングでよく受けます。あなたの髪と生活に合わせたペース、一緒に考えます。
