ノジアのこと
ノジアのアシストウォーターって何?
名脇役です。
2026.05.31
ノジアの施術には、場合によって「カラーアシストウォーター」を使います。サポートクリームと違って毎回使うわけではなく、必要な人に、必要な部分だけ使う薬剤です。
今日はそのアシストウォーターについて、正直に話します。
アシストウォーターって何?
一言でいうと、白髪の多い部分に使う、フォーム状の前処理剤です。
カラーを塗る前に、白髪が気になる部分(生え際・分け目・こめかみなど)にアシストウォーターをとふして、ドライヤーで乾かします。そのあとにノジアカラーを重ねて塗る。これがアシストウォーターを使った施術の流れです。
アシストウォーターの基本
- —形状:フォーム(泡)状
- —使い方:白髪の多い部分に先塗り→ドライヤーで乾かす→カラーを重ねる
- —主な成分:サルファイト(亜硫酸塩)
- —料金:¥500のオプション
なぜドライヤーで乾かすの?
アシストウォーターに含まれるサルファイト(亜硫酸塩)は、温度が上がることで効果が高まる還元剤です。活性化する温度は50〜60℃とされており、ドライヤーの熱がちょうどその範囲に入ります。
サルファイトは髪の中にある「シスチン結合」という結びつきにはたらきかけ、キューティクルをわずかに開いた状態をつくります。その状態でカラーを塗ることで、白髪に染料が入りやすくなります。
白髪が染まりにくい理由
ノジアの塩基性染料は分子が大きく、キューティクルの内側には入れません。髪の表面にあるマイナスの電荷と結合することで色がつく仕組みです。白髪はキューティクルが硬く締まっているため、その結合がつくりにくい。アシストウォーターはその硬さを少しほぐして、染まりやすい状態に整えます。
アルカリ性でありながら髪の膨潤率がほとんどないのもサルファイトの特徴。だからダメージが少なく、敏感な頭皮にも比較的やさしい薬剤です。
どんな人に使う?
白髪が多い方、特に生え際や分け目に白髪が集中している部分がある方に使います。ノジアだけでは染まりが物足りない箇所を、ピンポイントでカバーするのがアシストウォーターの役割です。
全体に使うのではなく、気になるゾーンだけに使う。それがポイントです。
初回はおすすめしません
アシストウォーターは安全な薬剤ですが、初回の施術では使いません。理由は2つあります。
- —原因を特定するため:はじめての施術は、何か起きたときに「どの薬剤が原因か」を絞り込む必要があります。アシストウォーターを加えると変数が増え、特定が難しくなります。
- —安全第一で進めるため:敏感肌で悩んできた方が、一縷の望みをかけて来てくださっています。初回は最小限の薬剤構成で体の反応を確認することが最優先です。
2回目以降、身体の反応を確認しながら「今日はアシストウォーターを追加してみましょうか」と提案していきます。
反応が出たら?
アシストウォーターを使ってむずむずや気になる症状が出た場合は、次回から使わずに続けます。それだけです。
アシストウォーターはあくまで補助。なくてもノジアは成り立ちます。使えばクオリティが上がるけれど、使わなければ染められないわけではない。そこが大事なところです。
名脇役、という話
アシストウォーターは派手な薬剤ではありません。主役はノジア本体です。でも、白髪が多い方にとっては、これがあるかないかで仕上がりがはっきり変わる。
目立たないけど、いるとちゃんとわかる。そういう意味で、名脇役という言葉がいちばんしっくりきます。
「私にも使えますか?」と気になった方は、カウンセリングで一緒に確認しましょう。
