敏感肌とカラー
パッチテストって何?いつ必要?
美容師が正直に説明します
2024.05.10
「パッチテスト、してますか?」と聞くと、「名前は知ってるけど、よくわからない」という方がほとんどです。美容室でもっとちゃんと説明すべきことだと思うので、今日はしっかり書きます。
パッチテストとは?
パッチテストとは、カラー剤(主にジアミン含有のもの)を皮膚の一部に少量塗り、アレルギー反応が出るかどうかを事前に確認する検査です。
カラー前日や2日前に行い、48時間後に反応の有無を確認します。赤み・かゆみ・腫れが出た場合はアレルギーの疑いがあり、施術を見合わせる必要があります。
「面倒」ではなく、自分の体を守るための大切な確認です。
なぜ必要なの?
ジアミンアレルギーは、最初は症状が軽くても、繰り返すうちに重症化することがあります。ひどくなるとアナフィラキシーショック(呼吸困難・意識障害)を引き起こす可能性もある、無視できないアレルギーです。
「今まで何十回も染めてきた」という方でも突然発症することがあります。体は変わります。だから定期的な確認が大切です。
こんな時は必ずやってほしい
- —カラーが初めての方
- —前回から6ヶ月以上間隔があいた方
- —カラー後に今までと違う症状が出た方
- —体調や肌の状態が大きく変わった方(妊娠・出産・更年期など)
- —製品(メーカー)が変わった場合
パッチテストのやり方
施術で使うカラー剤を、耳の後ろや腕の内側に500円玉サイズで塗布します。そのまま48時間(2日間)放置し、反応の有無を確認します。
- —塗布後、洗い流さない
- —テスト中は水や汗で濡らさないよう注意
- —48時間後に赤み・かゆみ・腫れがなければ「陰性」(反応なし)
- —少しでも異常を感じたらすぐにふき取り、施術は中止
反応が出たら?
パッチテストで反応が出た場合、ジアミンを含むカラーはすべて使用できません。ただし、ノンジアミンカラー(ノジア・ヘアマニキュア・塩基性カラー・ヘナ・カラートリートメント)は使用できます。
「染められなくなった」ではなく、「染め方が変わる」と考えてください。一緒に最適な方法を探しましょう。
